軸スラスト荷重計

独立型

軸馬力計とスラスト荷重計の検出リングはそれぞれ独立して取り付けます。

 スラスト検出リングは380mmのスパンで中間軸に取り付けられ、各々のリングと一体の取り付けアームにスラストセンサーが固定されます。センサー信号の送信と電源供給は軸馬力検出リングの送信ユニットとパワーサプライユニットを使用しています。

軸のベンディングによる1回転中のセンサーの変化は周波数カウントを10秒毎に積算するため主機運転中は完全に平均化されます。遠心力によるセンサー周波数の変化は振動膜を軸接線に対し直角方向に取付けるため、い一般船の最高回転数の範囲内では完全に無視することができます。ただし、センサー取付けアームが遠心力を受けることにより検出リングが内側に倒れこむことを防止するためリングを挟んで取付けアームの反対側に同一質量のバランサーが取付けられます。

<スラスト荷重計独立型 機器構成>