軸馬力計

検出リング

2つの検出リングはアダプターリングにより軸の円周上に線接触の状態で固定され、両リングの測定間隔は通常70mmです。捩じれによる両リングの変化位置をセンサーの振動周波数により検出し、せん断ひずみ(軸トルク)を検出します。

検出リングのリング外形および周辺機器を含めた最大外径については下記一覧表を参照ください。

  • 検出リングの機構精度:+/-0.5mm
  • 最小軸径50mm ~ 最大軸径1000mmまでの軸で計測可能
  • 狭小エリアへの取付可能(軸長200mm以上)
  • 取付スペース軸上約160mm+サービススペース(約50mm)
  • 高速軸回転の船舶にも搭載可能

<検出リング外径寸法一覧>

型式 軸径(φD) リング外径(φA) 最大外径(φC)
SE075N 50~75 252 282
SE100N 76~100 270 300
SE125N 101~125 280 310
SE150N 126~150 291 321
SE200N 151~200 341 371
SE250N 201~250 391 421
SE300N 251~300 441 471
SE350N 301~350 491 521
SE400N 351~400 541 571
SE450N 401~450 591 621
SE500N 451~500 641 671
SE550N 501~550 691 721
SE600N 551~600 741 771
SE670N 601~670 811 841
SE740N 671~740 881 911
SE810N 741~810 951 981

電磁誘導ユニット

検出リングの至近に設置される電磁誘導ユニットは、センサーの金属膜を励振させ、そのセンサー信号を送受信するためのアンテナへの電源供給しています。

  • 非接触によるセンサーへの電源供給
  • 無線によるセンサー信号の伝送
  • 電源電圧AC100~220V対応
  • 回転検出センサー
    (近接センサー又は赤外線フォトセンサー)付属